NHKニュース・地震想定 携帯電話で通信実験

◎実験は、総務省関東総合通信局が行いました。大規模地震が起きて交換機や基地局などの施設が壊れると、通常の電話や携帯電話は使えなくなってしまいます。こうした場合に、無線でコンピューターのネットワークに接続できる機能を持つ携帯電話だけを使って、バケツリレーのようにデータを中継させて、通話やメールなどのデータ通信を行おうという実験です。16日は、携帯電話を持った人が100メートル間隔に立って、300メートル離れた地点から渋谷区役所まで、データの送信が行えるのを確認しました。また、区役所からバス停に設置した端末に避難情報を送る実験も行い、技術的には問題がないことを確認しました。その一方、実用化のためには、こうした機能がついた携帯電話の普及や、被災地で携帯電話のネットワークを迅速に築くことができるのかといった課題も残されており、総務省は実用化のあり方について、来年3月までに報告書をまとめることにしています。※NHK総合

無線LANを使う実験でテスト端末にW-ZERO3M1000が使われていました、問題は無線LANを搭載した携帯電話が少ないということでした。