アイピーモバイル、周波数の返上強まる

●携帯電話事業への新規参入は難しそうです。それを考えると大資本でもない、イー・モバイルは良くやっているといえそうです。
以下、asahi.com全文。

携帯電話事業への参入を目指しているアイピーモバイルは26日の取締役会で、同社株の約7割を保有する不動産開発大手の森トラストから杉村五男会長への株式譲渡を認めないことを決めた。森トラストは、期限の11月までにアイピーモバイルが事業化するのは困難とみており、割り当て周波数の返上を迫られる公算が大きくなった。
杉村会長が「自分で事業化したい」と譲渡契約を結んでいたが、取締役会は杉村会長が提案した資金調達先との調整が不十分と判断。同社の譲渡制限の規定を適用して譲渡契約を元に戻した。
アイピーモバイルは、森トラストに事業継続への支援を求めているが、森トラストは新たなスポンサーなしでは事業化は不可能とみている。アイピーモバイルは05年、2年以内の事業化を条件に総務省から周波数の割り当てを受けた。※asahi.com