ヤフー日本法人、高い独立性 影響は不透明

●日本とアメリカのヤフーの関係が分かりませんでしたが、この記事で資本関係が分かりました。以下asahi.com記事

ヤフーの存在感が圧倒的に強い日本のネット界に、今回の動きがどう影響するのか、現時点では不透明だ。MS幹部は1日の電話会見で質問に対し、今回の統合提案に関連して「日本でもヤフーブランドで展開しており、(日本法人の筆頭株主である)ソフトバンクとヤフーとの関係に大きな変化はない」と語った。
ヤフー日本法人の広報担当者は「米国で提携の話が出たからといって、すぐに影響があるとは思わない」。担当者が強調するのは、資本関係での米ヤフーからの独立性の高さだ。ヤフーの親会社は41%余りを出資するソフトバンク。米ヤフーは2位株主ながら33.42%だ。加えて事業上も、ネット検索エンジンでは30人以上の日本人研究者が独自の開発をするなど、自由度が高い。米本社中心のグーグルとは対照的だ。
ヤフーの親会社で米ヤフーにも3.9%を出資するソフトバンクは「詳細が分からないので現段階ではコメントできない」。ただ、あるソフトバンク関係者は「MSとソフトバンクのトップ同士の関係は友好的だ」として、「ただちに変化を迫られることはないのではないか」との見方を示した。
一方、グーグル日本法人は「他社のことなのでコメントは控える」(広報)。だが、同社関係者によると、買収提案のニュースが社内に流れても「ほとんど話題にならなかった」と言い、余裕とも取れる雰囲気だ。(asahi.com)